【体験談】僕の後遺障害専門学校公開します!:【Q &A5ヶ月目】
Q&A5ヶ月目
モチロン疑うに越したことはない。
であれば、同時に被害者の本当の望むもの
「事故前の体に戻してほしい」
も望んでもらいたいものだ。
最初に訪れるのは強烈なショックと心が麻痺したような辛い日々である。
やがてやってくる、
「現実を認めたくない」という気持ち。
何故なんだ?というこみ上げる怒り。
さらに「あのとき一瞬、気を緩めなければよかった、、」
「悪いのは全部自分なんだ」という自責の念。
現実ではなく空想に逃避したり、
「みんなには変わらない日常があるのに、自分だけこどくなのだ。」と感じる。
大切なので何べんもいう。疑うのは結構。
その一方で被害者救済のための制度を追い求め、
交通事故被害者の人生にキチンと焦点を当ててもらいたい。
事故から5ヶ月目
ぼく:「休業損害払ってもらっていいですか?」
損保社員A:「その前にですね医療調査というのがありまして、1回お話を聞けたらと思うのですが。」
ぼく:「どうぞ!」
損保社員A「いや、あのお互い大事なお話ですし、おケガのことを電話で話すことではないとも思うので、そちらへ伺いますのでお時間を作っていただけないでしょうか?」
ぼく:「ぼくのケガのことをききたいのですか?」
損保社員A:「ハイ、おケガもモチロンですが、今後のこともお話を聞けたらと思いますので。」
ぼく:「症状のことはぼくは医師ではないので分りませんよ!」
損保社員A:「我々としても直接ご本人から聞くことも必要になってしまうのですよ!」
ぼく:「そうなんですね、それでぼくはいつ時間をあければいいのですか?」
損保社員A:「急ですとこちらにも仕事上の都合がありますので、そ~ですね~、、2週間先ならいつでも大丈夫です。」
ぼく:「・・・? そうですか。でしたら〇〇日はあなたのために空けておきますよ。」
ぼくは医療機関とは何か?聞くためにデキスギ君に連絡を入れてみた。
ぼく:「損保社がぼくに直接会って話しを聞きたいって言ってきたけど、そもそも医療調査って何?」
デキスギ君:「根掘り葉掘り聞いてくるんだよ!」
ぼく:「はっ?だって聞いてどうすんのよ???」
デキスギ君:「仮にだよ、お前が会って話したときに極端な話、階段の上り下りできますか?と聞かれてできないとする。」「それが後々に上り下りしているところを見られたら、それはウソをついていることになるでしょ?」「損保社はあらかじめ症状を聞いておいて後々のために対策しているのさ。」
ぼく:「なんか疑われているみたいで嫌だね。」
「でもさ損保社はどうやってそれを確認するの?」
デキスギ君:「調査員がコッソリ張り付いて見るんだよ!」「損保社が症状を疑ったとき」「慰謝料等、お金の支払いが高くなりそうだ!と予想されたときなんかは、支払いを必死で抑えるためアラ捜しするんだよ。」
ぼく:「酒を飲んでいた」「車を運転していた」「重たい物を持っていた」「スポーツしていた」というやつでしょ?
デキスギ君:「そうそう!調査員の前でそんなことしたら番外地だね、そんなことをしてお金なんてもらえるワケないじゃん!」「損保社は正々堂々と減額してくるから」「まったく保険金を払わない。ということもできなくもないんだよ。」
ぼく:「へえ~知らないことばかりだわ!」
デキスギ君:「身辺調査なんていう話もあるんだよ。こっそり知らないところで家族なり同居者に話を聞く場合もあるんだよ。」「重たい物は持っていなかったか?」という趣旨の質問ね。
ぼく:「損保社も必死だね!」「というか、未だに保険金詐欺もあるみたいだし、」「年間500件くらい捕まっているらしいよ。」
デキスギ君:「不幸にも不慮の事故に遭い通院生活を送らざる得ない被害者も背景にこのようなことも存在する。まるで犯罪者のように扱われ疑う。ヒドイ話だ。」
続く。