【体験談】僕の後遺障害専門学校公開します!:【Q&A6ヶ月目】
インフォームドコンセント則り、心にとどめず必ず医師には思い悩んでいること伝えることでストレスフリーになれます。
事故から6ヶ月、このころ気がついたらぼくの左腕は右腕と比べて1.5cmほど、ほそくなっていたのだ。ちなみに生まれつき左利きの関係で通常は左腕が太くておかしくもなく、むしろそれが普通らしい。
デキスギ君:「お前もうそれ自覚症状ではないよ!他覚症状だよ!」
ぼく:「なんでこうなったの?」
デキスギ君:「左手、左腕に力入っていなかったじゃんか!」
「握力もひらきが25kgもあったでしょ?」「筋肉は使わないと落ちるんだよ!」「例えばギブス取った後って細くなっているじゃんか!」「ギブス付けると2週間で15%、1ヶ月で50%筋肉は減少するんだって」
ぼく:「でも、ぼくギブス付けていないのになんで?」
デキスギ君:「力が上手く使えてなくて、筋肉を痛みやシビレを避けたくて知らず知らずにかばった結果だよ!」
「筋萎縮ってやつさ!」
ぼく:「マジかよ~これ治るのかよ~。まぁ~でもこれで疑われることはないでしょ?」
「他覚所見だから慰謝料もアップ!」
デキスギ君:「お前右腕だけ筋トレしていたんじゃないの?」
「さては左腕を意図的に使わないようにしていたなぁ〜笑」
ぼく:「そんなことしねーよ!」
デキスギ君:「レントゲン、MRIに写らなくても他覚所見だな。」
損保社員から連絡が入る。
損保社員A:「事故6ヶ月経ちましたので、もうそろそろ症状固定になります。」
ぼく:「症状固定ってなんですか?」
損保社員A:「これ以上治療しても改善しないということです。」
ぼく:「確実に治らないってことですか?」
損保社員A:「確実に治らないってことではないですが、6ヶ月も経ちますと後遺障害診断書を提出してもらうことになります。」
「認定されますと、あとは後遺障害のお支払いになります。」
ぼく:「分りました。医師と相談してみます。」
ぼくはあえてここでは何も言わず電話をきった。
翌日、ぼくはデキスギ君に連絡をいれた。
ぼく:「後遺障害診断書を提出してもらうことになりますよっていわれたよ!」
デキスギ君:「あっそうそう、被害者請求と事前認定の2つ方法があるんだけども、事前認定は細工されるからナンセンスだからね!やめたほうがいいよ!!」
ぼく:「さすがに不払いが多いからって偽造まではやらないでしょ!」
デキスギ君:「認定機構に送る前にお前の診断書を見て、それとは別に顧問医【機構側)に意見書をかいてもらい、提出するべき診断書に添付して一緒にだすんだよ!」
「損保社にはプロがいるからね。このような後遺障害診断書の中身を察知し、結論からいうと、14級のものを非該当、12級のものを14級と働きかける意見書を作成する訳さ!」「もちろんその逆パターンは罷り間違ってもまずない、と思っていても間違いないよ。」
ぼく:「あっ、忘れてた、、やばっ、というか、早く病院行かないと間に合わないから行ってくるよ。」
病院到着
ぼく:「あの~損保社にそろそろ症状固定っていわれたんですが〜?」
医師:「う~んそろそろだね~。」
ぼく:「分りました!なら左手のシビレだけ症状固定にします。」
医師:「えっ?」「左手だけ?」
ぼく:「ムチ打ちの場合、1年、2年治療して治ったなんて報告書なんて過去にいっぱいありますよね?症状固定っていうのは、これ以上治療しても改善しないってことですから1年、2年治療すれば治るかもしれないじゃないですか???
先生が確実に治らないっていうのであれば、症状固定にしますけど。
医師:「じゃ~なんで左手だけ症状固定にするの?」
ぼく:「損保社に症状固定っていわれましたし、先生だってもうそろそろって・・・w」「ぼく自身左手は諦めました。でも首は治ってもらわないと困りますから。」
「確実に治らないってワケではないですものね?」
医師:「症状固定っていうのは、これ以上治療してもよくならないってことなんだよ!」
ぼく:「良くならないってことは、治らないってことだとおもうのですが・・。」「診断書に記載できないことをまさか発言はしませんよね?」
「まともに損保社をお相手にするのは本当に大変だと思うのですが、首は治ってもらわないと困るのです。
医師:「・・・じゃ~さ左手は首から症状がきているから、首も症状固定にするよ」
ぼく:「そうであれば仮にですよ、左手が治ったとします。その時は首も治るってことですよね?」
医師:「・・・・・。」
ぼく:「左手だけ症状固定にします。」
医師:「・・・じゃ~首はもう少し治療してみようか。」
ぼく:「はい、後遺障害診断書の記載よろしくおねがいします。」
ぼくは左手だけ症状固定にして、後遺障害診断書に記載してもらった。
ぼく:「なぜ左手にシビレがきているのか医学用語を用いて記載してください。」「あと左右の腕周りをメジャーで計り、細くなっていることも証明し、そのことも記載してください。」「過去に深部腱反射で低下が見られていましたよね、再度検査してください。」
医師:「あの時は緊張していたから低下が見られていたのかもしれないし、今やってもどうかな~」
ぼく:「緊張していませんでしたよ。それにワザと力を入れて低下させるようなこともしていません。
同じ結果ですけど必要書類なので再度検査してください。」「あ、あとレントゲン写真とMRI画像見せてもらえますか。」
「人によって骨の形やMRI画像の出方が変わると思いますけど、この画像は本当に100%異常がない!
といいきれますか?」
医師:「・・・・・。」
ぼく:「どんな些細なことでもいいんです!
見方によっては異常があるように診えるのではないでしょうか?」
医師:「う~ん」
ぼく:「ならば100%正常だというレントゲン、、MRI画像を診せてください」
医師:「人によって骨の形も違うし、MRI画像も人によって写り方が違うんだよ。」
ぼく:「では異常があるともいえるのですね?」
医師:「でもMRIを撮ってもらった場所あるでしょ?そこのスタッフが異常はなし!っていうんだからさ。」
ぼく:「ぼくはあなたに聞いているのですよ。それに目立った画像はない!って言われていますよね!?
左手がシビレルってことはC5、C6あたりですか?」
「この部分は本当に本当に見落としはないんですよね???」
「ただでさえ見落としの多いMRI画像ですよ
写っている、写っていないの判断基準もあいまいな点もありますし、」
医師:「MRIも万能じゃないから写らない場合もある。」
ぼく「ぼくの場合左手も細くなっているし、ウソを付いていないって分りますよね?
記載しておいてくださいよ。」
「このあたりに異常があるって。」
「診方によっては異常があるようにみえるのではないでしょうか?」
「絶対に異常があるはずです!
ほそくなっているのですから!!」
医師:「・・・分った。君の気持ちも分るし書いておくよ。」
ぼく:「あと他の医師の見解も記載のほど、頼めますか?」
(1人の医師の所見よりも複数の医師の所見があったほうが圧倒的に後遺障害は認定されるのだ。)
医師:「もちろん私と違う所見になるかもしれないよ。」
「じゃ~、その医師に会わせてください。」「異常がないワケがないのですよ。」
「ぶっちゃけ、MRI画像なんてあいまいじゃ~ないですか?」
「人によって骨の形も写りかたもバラバラなんですから、」
「神経の何ミリのズレがないと発見できない、なんてそもそもおかしいですよね?」
「0.数ミリから痛みが発症するんですから」「ですので0.数ミリのズレを発見してくれるまであきらめませんから!」
医師:「細くなっているのですよ!」
「コンマのずれじゃ発見がむずかしいんだよ!」
ぼく:「医師も得意、不得意あることはもちろん存じ上げております。
こと画像であればその道に特化、精通されている医師をご紹介いただけませんでしょうか?」
医師:「居なくもないけど、、、。」
「分りましたよ。」
帰りの道中
「医師へ総合的に強い口調で言い過ぎた」こと
しかしながら「自身の大切な身体の為」
動転と葛藤が交差していた。
病院のパーキングのすみっこに調査員と思われる人影がチラつく。
監視には気にもとめず、そのままモヤモヤしたまま、病院を後にし帰宅した。
続く。