【体験談】僕の後遺障害専門学校公開します!【神経学的検査(首)編】
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どんな検査がどのような症状なのかを公開します。
◆首(頚椎:前半)です。神経学的検査(頚椎,前半)
◆神経根の異常発生は上肢に痛み痺れの症状がでます。(そうではない場合有り)
◆上手く力を入らないことで、握力低下,筋力減退します。
(もちろんそれだけでは、【後遺症】を望めません。)
「目次」
1,握力検査
2,知覚検査
3,スパーリング検査
4,可動域検査
5,過伸展?,過屈曲?
6,まとめ
1,[握力検査]
・何故、握力検査をするのか? 説明します。
首の痛みを訴えた場合、神経根の圧迫等が考えられる為に握力検査をします。
※ちなみに僕は右:40左20です。(整合性は増します。)
2,[知覚検査]
・何故、知覚検査? そもそも神経根の支配領域になります。
痛みが走る,触覚に異常を感じるケースあります。
触覚,温冷覚,位置覚,など分ります。
・それら「あべこべ」のケースは異常有りです。
※知覚は装うことを可能とします。
あまり重要視されません。
3,[スパーリング検査]
・「神経根」に異常有り,無しの検査です。
◆医師が後方に立ち,頭を抑えて(右,左)下方に圧迫してくることにより,神経根の出口を狭くし結果,痛みがはしります。
◆(例1)Q:(左手中指痺れ,痛みの場合など)
A:←腕←肩←【頚椎C5,6】
正解:頚椎C5,6を痛めたから左手中指まで痺れてるのだな!
医師は当然掌握してます(キチン症状を言えない医師は見切りを付けましょう。)
早急にセカンドオピニオンです。
【頚椎C5,6】神経根の突出することにより痛む】
◆同じ目的を調べる検査で【ジャクソンテスト】もあります。
1,医師の後方に立って頭を痛む方向へ傾ける。
2,下方に押し付けつつ,上肢に痛みを誘発させる。
3,誘発により,「痛い!」異常有りです。
4, [可動域検査]
・首の可動域を検査します。
【正常値】
「前屈60度」
「後屈50度」
「右屈50度」
「左回旋70度」
「左回旋70度」
・各数字未満:異常有りです。
・【後遺障害等級】された人で【逸失喪失期間】の決め手は
【可動域】です。
5,過伸展?,過屈曲?
ムチ打ちは一般的に首の過伸展や過屈曲で起こります。
頚椎というのは7個の骨で形成されており、事故により7個の骨振られることを過伸展,過屈曲と呼んでいます。
この首の「しなり」により神経根を圧迫したり軟部組織を断裂して外傷性症候群とたります。
頭部が後ろに振られるのを過伸展,
前に振られるのを過屈曲と読んでいますが,普通に前を向いて運転をしていた場合、ヘッドレストが首の過伸展を和らげてくれているのです。
仮に「助手席に乗車中,下を向きながら携帯などを見ていたら?」
それこそ大変な騒ぎになります。
通常の過伸展のレベルではなくなります。
首が振られることにより,「激しい損傷」
となるのである。
このような場合は必ず医師へ伝えて下さい。
伝えることにより,カルテに記載↓してもらうのです。
もし伝え損ねてしっまたあなたは、
医師へ「なぜこんなに痛いのか考えていたのですが、事故直後、下を向きながら携帯をいじっていた」事実を伝えることです。
「首の振りが激しかったからでしょうか?」
きちんと、質問をするのです。。
「事実は伝える」のである。
事実を淡々と記載するのは当たり前ですが、交通事故では圧倒的に記載しない医師がまだ多いのである。(損保会社を相手にすることを面倒だから?)
「事実を伝える」→「カルテに記載」→「後遺障害認定」の確立が上がるのである。
6,[まとめ]
・C5,6頚椎の神経根の支配箇所
【上腕二頭筋】 【三角筋】など頭の片隅にしまっても損は
しません。
◆痛んでる箇所の原因を知ることにより、
相当因果関係をしっかり説明できるように
なりますよ。(大切です!)
「事故当時の状況」の説明
「事実」の説明
「神経学的検査」のポイントを理解する。
これらのポイントをおさえるでけで雲泥の差です。
◆「自覚症状」を
「神経学的検査」で立証によって
「後遺障害」認定
*1:神経学的検査をしっかり行いたい